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「手足口病」患者数 2週ぶりに減少も 警報基準上回る状態

県内では、主に幼い子どもが感染して手足や口に発疹ができる「手足口病」の患者数が2週間ぶりに減少したものの、依然として警報の基準となる1医療機関あたり5人を上回る状態が続いていて、県が対策の徹底を呼びかけています。

手足口病は手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に幼い子どもが感染し、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
県内で今月8日から14日までの1週間に感染が確認された患者数は、1医療機関あたりで5.49人と、前の週より2.51人少なくなり、2週ぶりに減少しました。
ただ、依然として警報の基準となる1医療機関あたり5人を上回った状態となっているため、警報は引き続き発令されています。
保健所の管内別では、館林が9.6人と最も多く、次いで利根沼田が7.5人、太田が6.67人などとなっています。
県は、こまめに手を洗ってタオルの共用を避けるなど、感染防止対策の徹底を呼びかけています。

07/16 17:22
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