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千葉県内 路線価の平均 11年連続で上昇

相続税などの基準となることしの「路線価」が1日、公開され、千葉県内の平均は11年連続で上昇しました。

路線価は、国税庁が1月1日時点で算定した主に道路に面した土地の1平方メートル当たりの評価額で、相続税や贈与税を計算する基準になります。
ことしの路線価は1日、公表され、千葉県内のおよそ1万8300か所の平均は前の年と比べておよそ4%上昇しました。
上昇は2014年から11年連続で、上げ幅は現在の方法で算定を始めた2010年以降で最も大きくなりました。
県内の最高額は11年連続で船橋市本町1丁目の「船橋駅前通り」で、前の年と比べて10.2%上昇し260万円となりました。
また、上げ幅が最も大きかったのは、習志野市津田沼1丁目の「ぶらり東通り」で、前の年より15.4%上昇し142万円となりました。
不動産鑑定士の高松芳壮さんは「県内の都市部には都内と比べて割安感があり、需要が広がっていて、特に商業地ではコロナ禍から回復してこれからも安定的に上昇していくと見られる」と話しています。

07/01 11:34
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