イスラエル駐在の水嶋大使 杉原千畝の記念館見学 八百津町

イスラエルに駐在する特命全権大使が岐阜県八百津町を訪れ第2次世界大戦中に、いわゆる「命のビザ」を発給し多くのユダヤ人を救った岐阜県出身の外交官、杉原千畝の功績をたたえる記念館を見学しました。

八百津町にある杉原千畝記念館を訪れたのはイスラエルに駐在する水嶋光一特命全権大使です。
杉原は岐阜県出身の外交官で第2次世界大戦中、日本政府の指示に背いてナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人にビザを発給して多くの命を救ったとされています。
こうした縁からイスラエルは杉原にゆかりがある八百津町と交流を続けています。
初めて記念館を訪れた水嶋大使はビデオを見たりユダヤ人に発給されたビザのレプリカを見たりするなど改めて杉原の功績を確認していました。
そして「日本人の誇りです。我々がしっかりと引き継いでいく大切さを実感しました」と直筆のメッセージを残しました。
日本とイスラエルは経済面での交流が活発になっていて、ことし3月にはイスラエルの航空会社が商業都市テルアビブと成田空港を結ぶ初めての直行便を運航させています。
記念館ではコロナ前に1500人程度だったイスラエルからの来館者が今年度初めて3000人を超えるとみています。
水嶋特命全権大使は「イスラエルではビザで助かった人々の子孫が宝のようにそのビザを大切にしています。直行便の就航で行き来が増え、日本人にもイスラエルを身近に感じてもらえることを期待しています」と述べました。