山県市議会前議長が議員辞職願提出 2度の辞職勧告決議可決
議会の行政視察の際に新幹線で酒を飲んだり女性議員をベッドに押し倒したりしたなどとして2度にわたり辞職勧告決議が可決された岐阜県山県市議会の前議長が20日、議員の辞職願を提出したことが分かりました。
山県市議会の石神真前議長は、去年11月に行われた広島県などへの行政視察の際、行きの新幹線で飲酒していたほか、女性議員を宿泊先の自分の部屋に何度も呼び出しベッドに押し倒すなどしたとして、市議会で2度にわたり辞職勧告決議が可決されました。
その後の取材に対し「部屋に来ていただいて話をしましたが、それ以外のことはございません」などと述べ辞職しない考えを示していましたが、議会事務局によりますと、20日に「一身上の都合」として議長に対し議員の辞職願を提出したということです。
山県市の選挙管理委員会によりますと、4月16日に告示される市長選挙の10日前までに議会から欠員の通知が届いた場合、市議会議員の補欠選挙が実施されるということです。