白川村 QRコード決済で20%の割り引きキャンペーン始まる
世界遺産に登録された合掌造りの集落で知られる岐阜県白川村で、QRコードで決済するとその場で20%の割り引きが受けられるキャンペーンが1日から始まりました。
このキャンペーンは雪深い冬の白川村を楽しんでもらおうと村が1日から始めたもので、外国人観光客を中心に観光需要が回復しつつある中、さらなる誘客につなげるのが狙いです。
キャンペーンは村内の土産物店や飲食店など54の施設でQRコードを使って決済するとその場で20%の割り引きが受けられるというもので、国内外15のブランドで決済でき、割引金額の上限はありませんが白川村の住民は利用できないということです。
また白川郷観光協会のホームページから村内25の宿泊施設を予約すると宿泊料金の50%、上限5000円を割り引くキャンペーンも始まりました。
初日の1日、土産物店では早速、観光客がQRを使って地元のお菓子などを買い求めていました。
香港から訪れた女性は「20%割引きはとてもいい。とても便利です」と話していました。
また土産物店の余語茉梨花さんは「年末くらいからお客さんがすごく戻っていると感じ、9割くらいが外国の方です。このまま感染拡大前の水準に戻ってくれたらと思います」と話していました。
このキャンペーンはことし3月末まで続けられ、予算が上限に達した場合には終了する場合もあるということです。