国道で交通遮断機を下ろす手順を確認

大雨などの際に国道に車が進入できないように交通遮断機を下ろす手順などを確認する訓練が、高山市の国道で行われました。

この訓練は梅雨や台風などの季節を前に国土交通省高山国道事務所が毎年、行っているものです。
23日は高山市久々野町の国道41号線に高山国道事務所の職員など20人が集まり、交通遮断機を下ろす手順などを確認しました。
訓練は国道の総雨量が基準を超えたと想定して2人1組で行われ、1人がゲートの前に立って誘導棒を動かして通行止めにすることを知らせました。
そしてもう1人が操作盤のスイッチを押して交通遮断機を下ろしました。
さらに故障などで操作盤が動かないことを想定した訓練も行われ、スイッチの代わりにハンドルを回して下ろす方法も確認するなど、いざという時に備えた手順や役割の分担などをひとつずつ確認していました。
高山国道事務所によりますと、白川町の国道41号線で大雨によって起きた土砂崩れにバスが巻き込まれ104人が犠牲になった昭和43年の「飛騨川バス転落事故」を教訓に、雨量が基準に達した場合に通行止めとする措置が始まり、県内の国道には9つの区間に設定されているということです。
国土交通省高山国道事務所の佐野勇副所長は「去年、おととしと実際に豪雨による道路の流出が起きている。日頃から安全対策を行い、いざ災害が発生したときは速やかに対応したい」と話していました。