鮫川村 「デマンド交通」の実証実験を始める

高齢の住民が多い地域の交通の利便性を高めようと、鮫川村は自宅まで車で迎えに来て目的地まで運んでくれる「デマンド交通」の実証実験を始めました。

「デマンド交通」は利用者からの要請に応じて運行する公共交通機関で、お年寄りの買い物や通院する際の移動手段の確保などを目的に全国各地で導入が始まっています。

鮫川村は、人口の42%あまりが65歳以上の高齢者が占め、路線バスがあるものの、車の運転ができない高齢者の利便性の確保が課題となっています。

そこで村は、矢吹町に本社を置く民間の運送会社に委託したデマンド交通の実証実験を今月14日から始めました。

事前に利用者を登録し、電話で予約する際に希望日時や人数を伝えると、自宅にワゴン車が迎えに来てくれる仕組みで、運行エリアは村内全域と塙厚生病院など村に隣接する塙町の一部です。

1回の利用料金は19歳から69歳までが400円、6歳から18歳、それに70歳以上や障害者は200円、村外の住民は1500円となっています。

実証実験は今年度いっぱい続けられ、村は利用実績を検証したうえで、その後の導入を目指しています。

鮫川村公共交通協議会鈴木大介会長は「病院への通院や買い物だけでなく、お友達の家に遊びに行くのに使っていただくなど、気軽にお出かけする楽しさを感じてもらえれば」と話していました。