中小企業などの放出影響相談受け付け 県信用保証協会が設置

東京電力福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する作業が始まったことを受けて、福島県信用保証協会は、中小企業や小規模事業者から事業への影響などについて相談を受け付ける窓口を開いています。

福島県信用保証協会は福島第一原発にたまる処理水の海への放出が始まった翌日の今月25日に、中小企業や小規模事業者を対象とした相談窓口を設けました。

窓口は福島市、郡山市、白河市、会津若松市、いわき市、南相馬市であわせて7か所に設けていて、放出による風評や輸出への影響などの相談に対し、金融機関と連携した資金繰りや専門家の紹介などの支援につなげるとしています。

福島県信用保証協会は「不安を感じている中小企業や小規模事業者にはまず気軽に相談してもらい、内容に応じて支援策を考えていきたい」としています。