“医療の仕事に関心を”小学生が模擬手術など体験 塙町

県内で医療従事者の確保が課題となる中、模擬の手術などを体験して子どもたちに医療の仕事に関心を持ってもらおうという催しが、17日、塙町で開かれました。

県が塙厚生病院で開いたこの催しは、医療の仕事に関心を持つ若い世代を増やすのがねらいで、東白川郡に住む小学4年生から6年生の児童と保護者あわせて15人が参加しました。

子どもたちは医療現場で実際に使用されている装置や器具を実際に触れ、レントゲン写真でさまざなものを透視したり、執刀医になりきって模擬手術を体験したりしました。

このうち、模擬手術では、子どもたちは特別サイズの手術着をまとい、患部を切開後に縫い合わせる縫合に挑戦し、「かんし」と呼ばれる専用の器具を手に、糸を器用に結んでいました。

また、患者の腹部に器具を差し込んでがんなどを切除する「腹くう鏡手術」の体験では、臓器に見立てた風船を映したモニター映像を見つめながら器具を操作していました。

塙町の小学4年生の男の子は「縫合では糸を結ぶのが難しかったけれど、結べたとき気持ちよかったです。楽しい体験ができました」と話していました。

県南保健福祉事務所の金澤秀樹総務企画課長は「医療機関での体験などを通じて関心を持ってもらい、将来的に人材不足の解消につながればうれしいです」と話していました。