地域の伝承や昔話を紙芝居に 子どもたちが絵を描く 古殿町

子どもたちにふるさとへの愛着を持ってもらおうと、古殿町で地域の伝承などを紙芝居として制作する活動が始まりました。

この活動は、古殿町の古殿小学校と読み聞かせボランティアの団体が毎年、行っていて、子どもたちは地域の伝承や昔話を聞いたあと、紙芝居にするための絵をそれぞれ描きます。

読み聞かせは学年ごとに行われ、このうち3年生は25人が参加して、ボランティアが地域の歴史をつづった原稿の読み聞かせを行いました。

披露されたのは、昭和初期に「日本一の綿羊の村」として栄えた歴史で、冷害によるコメの不作をきっかけに北海道から導入して羊の飼育が盛んになったことや、その名残で今も町内に羊の牧場があることなどが紹介されました。

子どもたちは、初めて触れる地元の歴史に熱心に耳を傾けていました。

このあと子どもたちは、夏休みに印象に残った場面を思い思いに絵に描き、選ばれたものがイラストレーターの協力で紙芝居にまとめられ、年明けに披露される予定です。

参加した3年生の男の子は「2000頭というすごい数の羊がいたという話が印象に残りました。たくさんの羊を大切にしているところを絵に描きたいです」と話していました。

読み聞かせグループの阿久津華子さんは「毎年、子どもたちの想像力には驚いているので、好きな場面を選んで描いてもらいたい」と話していました。