高校生が県知事選挙の模擬投票体験 棚倉町
若い世代に政治や選挙への関心を高めてもらおうと、高校生が県知事選挙の模擬投票を体験する特別授業が棚倉町で開かれました。
特別授業は、県選挙管理委員会が県内各地の高校で開いていて、17日は棚倉町の県立修明高校で1年生およそ110人が参加しました。
生徒たちは、県知事選挙の架空の候補者3人の主張が書かれた公報や争点をまとめた資料を見たうえで、投票所で候補者の名前を記入して投票箱に1票を投じていきました。
投票が終わると開票作業も体験し、生徒たちは、投票箱を開けて机の上に票を出し、有効票と無効票に分けました。
そして、候補者の名前が書かれた有効票を計数機で数えて、最後に、計数機の数字と合っているか、自分たちの手で1票ずつ数えて確認していました。
男子生徒は「実際の選挙では、低収入の若者などの納税の負担を少なくするような政策を訴えてくれる候補者に投票したいです」と話していました。
女子生徒は「今回の投票結果は無効票がなければ結果が変わるわずかな差だったので、1票の大切さを知りました」と話していました。