郡山市と白河市の山火事 現在も鎮火せず 消火活動続く
郡山市と白河市でおととい発生した山火事は現在も鎮火せず、消火活動が行われています。
8日午前11時半すぎ郡山市中田町で下草が焼ける火事があり、火は山林に燃え広がりました。
消防や自衛隊などが消火にあたっていますが、消防によりますと、9日午後5時すぎの時点でおよそ22ヘクタールが燃えたということです。
現在も鎮火せず、火は下草などでくすぶっている状態で、消防のほか、県や自衛隊のヘリコプターも消火にあたっています。
現場はJR郡山駅から東に13キロほどのところで、燃えているところから200メートルほどの位置に複数の住宅がありますが、火の勢いや風の強さなどから今のところ影響が出る可能性は低いということです。
一方、8日昼過ぎに白河市小田川の山林で発生した火事も燃え続けていて、消火活動が行われています。
いずれの山火事でもこれまでのところ警察や消防にけが人の情報は入っていないということです。
福島県内では中通りと浜通りで乾燥注意報が出ていて、気象台は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。