北塩原村のスキー場 今シーズンの営業スタート 

北塩原村のスキー場は、7日から今シーズンの営業をスタートさせ心待ちに集まったスノーボーダーなどが初滑りを楽しみました。

今シーズンの営業が始まったのは、北塩原村桧原のスキー場「グランデコスノーリゾート」です。

今月2日から、30台の人工降雪機をフル稼働させて、13あるコースのうち1か所を整備し、7日のオープンにこぎ着けました。

7日朝はオープンを心待ちにしたスノーボーダーなどが詰めかけ、さっそく初滑りを楽しんでいました。

スキー場によりますと、シーズンの営業開始は11月の冷え込みが早かった去年よりも11日遅いということですが、県内では、今月20日前後に今シーズンの営業開始を予定しているところが多く、7日の営業開始は最も早いということです。

相馬市から来た20代の男性は「今シーズンの初滑りです。ようやく冬が来たなと感じます」と話していました。

また、このスキー場では、新型コロナの感染拡大以降、利用客数が4割ほど落ち込んでいるということですが、今シーズンは、海外からの団体予約の問い合わせが増えているということで、利用客の増加を見込んでいるということです。

スキー場の広報担当の熊谷直人さんは、「お客さんから楽しみにしていたと声をかけていただき最高の気分です。去年はなかった外国人観光客からの問い合わせもあり来場者の増加に期待しています」と話していました。