自転車盗難防止 鳥のふんシール

自転車の盗難を防止しようと15日、サドルの部分に貼る鳥のふんの形をしたシールがいわき市の県立勿来高校の生徒たちに配られました。

このシールは、自転車を盗もうとする人に嫌悪感を与えることによって盗難を防止する効果が期待され、3年前からインターネット上で販売されています。
15日は、いわき市の県立勿来高校に警察官や防犯ボランティアのメンバーが集まり、高校の有志とともに自転車で下校する生徒たちにシールを配りました。
受け取った生徒たちははじめは戸惑った表情をしていましたが、警察官から説明を受けるとサドルの上にしっかりとシールを貼っていました。
高校3年生の男子生徒は、「この周辺の駅でも自転車を盗まれたと友達から聞きました。このシールを貼ることで盗難防止に役立つと思います」と話していました。
いわき南警察署の関根隆行生活安全課長は「きれいな自転車を盗みたいという犯人の心理を逆手にとったのが鳥のふんのシールです。これをきっかけに1件でも盗難防止につながればと思います」と話していました。
県警察本部によりますと、県内で起きた自転車が盗まれる被害は去年1年間で1424件、ことしは1月からの3か月間で187件にのぼっています。
被害者は高校生が最も多く、全体のおよそ4割を占めています。
被害にあった状況を見ると、鍵をかけていなかったケースがおよそ6割となっています。
誰でも立ち入ることができる駐輪場以外の、住宅の敷地の車庫などに置かれた自転車が盗まれるケースも多く、警察はどんな場所でもしっかりと鍵をするよう呼びかけています。