放射線量調査へ 建屋の壁に穴

東京電力福島第一原子力発電所2号機の使用済み燃料プールに残された核燃料の取り出しに向け、東京電力は、燃料プールの真上に位置するフロアの放射線量を調べるため、建屋の壁に穴を開ける作業を16日に始めます。

福島第一原発2号機の使用済み燃料プールには、今も未使用のものを含む615体の核燃料が保管されたままで、よりリスクを下げるために建屋から別の場所に移すことにしています。
取り出し作業では燃料プールの真上のフロアに人が立ち入る可能性もあるため、東京電力は、フロアの放射線量を測定する調査を行います。
この調査のために、建屋の壁にフロアに通じる幅5メートル、高さ7メートルの長方形の穴を開ける作業が16日に始まります。
作業は建屋に隣接して設けられた部屋に大型の機械を運び込んで行われ、この部屋で放射性物質が漏れていないか監視が行われます。
東京電力によりますと、フロアの放射線量は、6年前の時点で、最大で1時間あたり880ミリシーベルトで、放射性物質の飛散を防ぐ薬剤の散布も行われるということです。
作業は6月中旬まで続けられ、東京電力は、穴が開きしだい、最上階のフロアの放射線量を詳しく調べることにしています。