「さばのなれずし」の仕込み始まる 勝山市

勝山市では、伝統の冬の保存食、「鯖の熟れ鮨し」の仕込み作業が始まっています。

「鯖の熟れ鮨し」は、雪が多く降る勝山市北谷町に伝わる冬の保存食で、明治時代に富山の薬売りが冬の保存食として地元の人に作り方を教えたのが始まりとされています。
地元の主婦などで作るグループでは、寒さが増した先週から今シーズンの仕込みを始めていて、9日はメンバー6人が加工場で作業を行いました。
背の部分を開いた体長40センチほどのサバに、ショウガや酢、こうじを混ぜたご飯を詰め込み、大きなたるに次々と敷き詰めていました。
ここから40日ほど寝かせて完成するということです。
このグループでは今シーズン、予約分を含め1700匹余のサバを12月中旬までに仕込むことにしています。
「鯖の熟れ鮨し加工グループ」の山田善吉代表は「サバとこうじ飯がなじむ2月3月ごろが一番おいしい時期になると思うので多くの人に伝統の味を楽しんでもらいたい」と話していました。
「鯖の熟れ鮨し」は12月18日から勝山市内の道の駅などで販売する予定だということです。