給食用にメガネ関連メーカーがフェイスシールド寄贈 福井市

新学期を前に、子どもたちに給食を食べながら会話を楽しんでもらおうと、メガネ関連のメーカーから福井市教育委員会に、フェイスシールドが寄贈されました。

新学期から原則として学校でのマスクの着用は求められませんが、福井市のメガネ関連メーカー2社は、気がねなく給食を楽しんでもらおうと、フェイスシールド1200個を製作しました。
20日は、福井市教育委員会の吉川雄二教育長に、フェイスシールドの目録が手渡されました。
吉川教育長は「コロナのおそれが完全になくなったわけではないので、給食などさまざまな場面でフェイスシールドを使っていきたい」と話していました。
フェイスシールドは3種類あり、食事をするときに下を向くと、シールドが開いて口元の空間が広がる一方、会話をするために上を向くと、シールドが閉じて口元が覆われる仕組みのものもあるということです。
福井市教育委員会は、寄贈したメーカーの近くにある小中学校など、あわせて7校にフェイスシールドを配ることにしています。
寄贈したメーカーの吉岡敦之社長は「このフェイスシールドを使って、会話をしながら楽しく食事をしてもらいたい」と話していました。