コンビニ店員を「サギ防止声かけマイスター」に認定 あわら市
県内で特殊詐欺の被害が後を絶たない中、あわら市で、詐欺の被害を未然に防いだコンビニエンスストアの店員2人が、警察から「サギ防止声かけマイスター」の認定を受けました。
マイスターに認定されたのは、「ローソンあわら温泉口店」の女性店員2人で、7日は、あわら警察署の酒井康典署長が「積極的な声かけと真摯な対応で詐欺防止に貢献し、深く感謝します」と2人をたたえて、認定証を手渡しました。
あわら警察署によりますと、店員2人は去年11月に、電子マネーを購入しようとする高齢者が、特殊詐欺にだまされているのではないかと声をかけたところ、被害を未然に防いだということです。
あわら警察署では、去年10月から特殊詐欺の被害を防いだ店や店員を、地域の詐欺防止のシンボルとして認定していて、今回の2人で認定は4人になったということです。
「サギ防止声かけマイスター」に認定された店員の佐藤朱莉さんは、「今後も同じようなお客さんが来ても、ほかの店員と相談して声かけをして詐欺被害を防ぎたいです」と話していました。