油流出事故に備え専門チームの指導で海上保安官が油の回収訓練

海上での大規模な油の流出事故に備えて、敦賀海上保安部の海上保安官たちが、専門チームの指導のもと、油を回収する訓練を行いました。

敦賀市に着岸した巡視船で行われた訓練には、乗組員の保安官と、海上保安庁で流出した油の回収などを専門に行う「機動防除隊」の隊員が参加しました。
訓練には海上で油を回収する最新式の装置が使われ、乗組員の保安官たちははじめに、装置が正常に動くかどうか、確認しました。
そして「機動防除隊」の隊員から手ほどきを受けながら、オイルフェンスが設置されている海上に装置を浮かべて作動させると、油に見立てた海水が船上に回収される様子を確認していました。
県内では、ロシアのタンカーナホトカ号の事故や貨物船と漁船の衝突事故で、大量の油が流出したこともあり、保安官たちは万一の事故に備えようと真剣な表情で手順を確認していました。
訓練の指導にあたった海上保安庁機動防除隊の上坂浩利防除措置官は「新しい機材の組み立てなど基本的な操作から手順を確認できたと思います」と話していました。
敦賀海上保安部の巡視船えちぜんの小南輝幸主任航海士は「実際に事故などがあった際には迅速に対応できるよう準備したい」と話していました。