茨城 かすみがうら市の養豚場で豚熱 千葉に移動分を県が処分

茨城県かすみがうら市にある養豚場で飼育されていたブタが、ブタの伝染病CSF=豚熱に感染していることが確認され、この養豚場で飼われていたブタおよそ100頭が先月、千葉県匝瑳市の養豚場に移動していたため、千葉県が処分を進めています。

茨城県によりますと、28日午後、かすみがうら市にある養豚場から「死んでいるブタがいつもより増えている」と連絡がありました。
このため、県が国の検査機関に検体を送ったところ1日夜、豚熱への感染が確認されたということです。
これを受けて茨城県は、この養豚場のブタおよそ2200頭の処分を始めました。
また、この養豚場で飼われていたブタおよそ100頭が先月24日に千葉県匝瑳市の養豚場に移動していたため、千葉県が同じく処分を進めています。