匝瑳市の養鶏場で鳥インフルエンザを検出 匝瑳市で連続3例目

匝瑳市の養鶏場でまとまって死んでいるのがみつかったニワトリについて、県は検査の結果、鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。
匝瑳市では今月21日以降、3例目です。

千葉県によりますと27日夕方、匝瑳市の養鶏場から、飼育しているニワトリのうち、13羽が死んでいると連絡がありました。
県が遺伝子検査を行ったところ、高病原性の疑いのある「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
このため県は28日からこの養鶏場で飼育されているすべてのニワトリ、およそ25万羽を処分することにしていて、自衛隊にも要請して準備が整い次第始めるとしています。
また、この養鶏場の半径3キロ以内をニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に半径10キロ以内をその区域外への出荷を禁止する「搬出制限区域」にそれぞれ指定することにしています。
鳥インフルエンザの確認は、県内では去年11月末以降、5例目で、このうち匝瑳市で連続していて、今月21日以降、3例目です。