高水温によるホタテのへい死 むつ市長と漁協組合長 意見交換

中国による日本産水産物の輸入停止や高水温の影響が懸念される漁業の現状について、むつ市内の漁協の組合長と山本市長の意見交換が行われ、高水温によるホタテのへい死など漁業を取り巻く厳しい状況が共有されました。

むつ市役所で21日開かれた山本市長との意見交換会には、市内にある5つの漁協の組合長などが出席しました。

このうち陸奥湾でホタテを養殖しているむつ市漁協や川内町漁協などの組合長からは高水温の影響で死んだホタテが数多く確認されていて、多いところでは、ことし生まれた「稚貝」は6割から7割、去年生まれた「新貝」も半分程度死んでいることが報告されました。

また、先月県内のナマコ漁が全面的に自粛となったことを受けて、川内町漁協からは、すでに東京電力に対し損失分の賠償請求を行っていることが伝えられました。

このほか津軽海峡に面した漁協からは、これまでこの海域で見られなかったタチウオなどがとれるようになっていることが報告されました。

話を聞いた山本市長は「高水温については今後も起きると思うので、いただいた意見をしっかりと市役所でまとめて県ないし国に地元の状況として伝えたい」と答えていました。