袋をかけて栽培「有袋ふじ」の出荷が本格化 板柳町

青森県板柳町では袋をかけて栽培したりんご、「有袋ふじ」の出荷が本格化しています。

甘みと酸味のバランスがとれたりんごの「ふじ」は青森県産のりんごの主力品種で、このうち長期間貯蔵するため一定期間、袋をかけて糖度を抑えた「有袋ふじ」の出荷が先週から県内で盛んに行われています。

国内で唯一、りんごだけを扱う板柳町の「津軽りんご市場」では25日朝、あわせておよそ2万6000箱の「有袋ふじ」が競りにかけられ、競り人の威勢のいいかけ声にあわせて仲買人が次々と競り落としていました。

最も高いものには1箱およそ20キロあたり1万6000円の値がつき、全体としては去年より4割ほど高い価格で推移しているということです。

市場の担当者によりますと、ことしは記録的な暑さなどの影響で大きく品質のよいりんごの出荷量が少ないことなどが高値の背景とみられるということです。

「津軽りんご市場」の對馬智範常務は「今までにない高値で活発な取り引きとなっている。例年よりおいしく仕上がっているので多くの人に提供していきたい」と話していました。