猛暑で特産の高級魚「マツカワ」2000匹余死ぬ 外ヶ浜町

記録的な暑さの影響で、外ヶ浜町では特産の高級魚「マツカワ」がこの1週間で2000匹余り死ぬ被害が出ています。

「マツカワ」はカレイの一種の高級魚で、外ヶ浜町では青函トンネルの中にしみ出す海水を活用して養殖を行い、「龍飛岬マツカワ」のブランドで年間およそ1万匹が出荷されています。

海水は海底近くからくみ上げられるため、年間を通じて水温が一定していますが、連日の記録的な猛暑の影響で地上のタンクやパイプの中で温められ、先月末には生けすの中の水温は平年より2度近く高くなったということです。

このため、「マツカワ」の皮膚が白くなったり、赤くただれたりして衰弱した様子が見られ、この1週間で2000匹余りが死んだということで、養殖を行う組合では一部を早めに水揚げして加工に回すなど対応に追われたということです。

ここ数日はいけすの水温が平年並みまで下がり、衰弱している様子が見られた「マツカワ」も回復しつつあるということですが、養殖を手がける伊藤文雄さんは「ここまでの大量死を経験するのは初めてでショックだ。まだ対策にまで手が回らないが、なんとか持ちこたえてほしい」と話していました。