「あなたの町の3・11と津波ハザードマップ」三沢市北部

東日本大震災の被害や「日本海溝」などを震源とする巨大地震と津波について伝えるシリーズ。
8日は三沢市北部についてお伝えします。

12年前の東日本大震災で三沢市北部にある六川目地区では建物などが津波で倒壊したほか、住宅の中にも濁流が流れ込みました。

六川目地区をはじめ三沢市全体では住宅81棟、小屋などの建物102棟に被害が出ました。

大半が津波による被害だということです。

こうした被害を大きく上回ると想定されているのが、日本海溝などを震源とする巨大地震と津波です。

三沢市北部では、海から2キロ離れた内陸まで津波が到達するとされ、海抜がおよそ12メートルある広域農道付近でも浸水すると想定されています。

また、津波の到達時間も以前の想定より早まっていて各地区への第1波は30分前後で到達すると想定されています。

津波から避難できる時間は限られています。

命を守るために浸水想定区域の外へ一刻も早く移動する必要があります。

今からルートの確認をお願いします。