つがる市で特産のメロンの種まき始まる
メロンの生産が盛んなつがる市で、出荷用の苗を作るための種まきの作業が始まっています。
つがる市は、メロンの生産が県内でもっとも盛んな地域で、木造地区の木村文宣さんの農業用ハウスでは、地域の生産者に出荷するための苗作りが、先月下旬から始まっています。
ハウスでは、木村さんや家族など合わせて5人が木製の専用の箱に敷いた土に浅い溝をつけ、「タカミ」という品種のメロンの種を1粒ずつ丁寧にまいていきました。
そして、じょうろでたっぷりと水をかけてから、種に光が当たらないように上に土をかぶせていました。
このハウスでは温度が30度に保たれていて、種は5日ほどで発芽し、来月から6月ごろにかけておよそ20万本の苗を各地の生産者や農協に出荷するということです。
木村さんは「災害に負けない強い苗を育てて農家さんに届けたい」と話していました。