十和田市の小学校に今春入学する児童に防犯グッズ贈呈

新しく始まる学校生活を安全に過ごしてもらおうと、この春、十和田市の小学校に入学する児童に防犯グッズが贈られました。

十和田市にある十和田警察署東交番と地元の有志などで作る協議会は、市内の小学校に通う新1年生に防犯グッズを贈る活動を毎年行っています。

2日は、十和田警察署の警察官や協議会のメンバー、あわせて5人が十和田市立東小学校を訪れ、校長に防犯グッズなどが入った袋を手渡しました。

手渡された袋には、不審者に襲われそうになったときなどに吹くホイッスルやライトなどのほか、鉛筆やクリアファイルなどの文房具も入っています。

東小学校を含めた市内3つの小学校、合わせておよそ150人に配られ、入学式当日に児童に手渡されるということです。

東交番連絡協議会の郡川祐輔会長は「子どもたちが安全・安心に育ってほしいと思い、毎年贈っています。不審者にあった時にはこの笛で助けを呼んでほしい」と話していました。

また、東小学校の増尾知彦校長は「活用する場面がないことが一番ですが、子どもたちが地域に守られながら、安全に生活できるように役立てていきたい」と話していました。