三沢市内に住む外国人に 交流通じ日本語や暮らし方学ぶ教室
青森県三沢市で、市内に住む外国人が地元の人たちと交流しながら、日本語やゴミの出し方などを学ぶ教室が開かれました。
青森県の太平洋側に位置する三沢市は、アメリカ軍の基地があり国際色が豊かですが、このところ畜産業や農業に携わる外国人技能実習生も増えています。
このため市などは、外国人を対象に、地元の人と交流をしながら日本語や日本で暮らすうえで必要なことを学んでもらおうと、「交流型日本語教室」を開いていて、18日はベトナム人の技能実習生や同じ地域に住む日本人などおよそ30人が参加しました。
参加した人たちは、はじめに5つのグループに分かれ身ぶりや手ぶりを使って自己紹介をしたうえで、それぞれの好きな食べ物や出身地などをグループごとに発表しました。
このあと、暮らしに必要なことを学んでもらおうと、市の担当者がイラストを使いながらゴミの出し方を教えたり、避難所の場所を紹介したりしていました。
参加したベトナム人男性は、「日本語を勉強したり日本人と会話ができたりしてとても楽しかったです」と話していました。
三沢市国際交流課の長根隆弘課長は「三沢市には外国出身の人が多く住んでいるので、今後も、このような交流事業を行っていきたい」と話していました。