中泊町の小学生 農業用ハウスで葉物野菜の収穫体験
中泊町の小学生が冬の農業について学ぼうと地元の農業用ハウスで葉物野菜の収穫を体験しました。
この体験授業は地元で行われている冬の農業について理解を深めてもらおうと小泊小学校が開き、4年生と5年生、あわせて21人が参加しました。
児童たちは中里地区にある農業用ハウスを訪れ、野菜生産者の女性からハウスでは暖房を使わなくても栽培できることや収穫された野菜は学校給食にも出されていることなどを教わっていました。
児童たちはこのあと、生産者などに教わりながら紫色の小松菜の収穫にも挑戦し、根元をはさみで次々と切り取っていました。
また収穫した小松菜の袋詰めも体験し栽培から出荷までの間にさまざまな作業があることを学んでいました。
4年生の女子児童は「紫色の小松菜を見るのは初めてで、根元をハサミで切るのが楽しかった。いろいろな作業があるので農家の人たちはすごいと思った」と話していました。
また、5年生の男子児童は「冬に野菜が栽培されていることを初めて知った。収穫したコマツナはみそ汁や漬物にして食べたい」と話していました。