大間町 逮捕業者のマグロ商品をふるさと納税で取り扱わず
クロマグロの漁獲量の一部を青森県に報告していなかったとして大間町の仲卸業者が、7日、逮捕された事件を受けて町は、この業者のマグロの商品をふるさと納税の返礼品として取り扱うのをやめました。
マグロ漁が盛んな大間町では、大間産のクロマグロの赤身や中トロなどをセットにした商品をふるさと納税の返礼品にしていました。
しかし、返礼品は、クロマグロの漁獲量の一部を県に報告していなかったとしてきのう逮捕された町内の仲卸業者の商品だったことから町は、ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」で返礼品として取り扱うのをやめました。
大間町によりますとマグロは返礼品の中でも人気がありましたが再開のめどはたっていないということです。
また、町が直接、寄付を受け付けているふるさと納税についても多くの返礼品にこの仲卸業者の商品がセットでついてくることから町は直接の寄付の受け付けをすべて取りやめました。
大間町は、今回の対応について「町のふるさと納税に関する実施要項に返礼品の生産や加工などに協力する事業者は法令を守ることが定められていて今回の事件で仲卸業者はその要件を満たさなくなった」と説明しています。