農業用ハウスで育てられた葉物野菜 収穫盛ん 中泊町

中泊町では、農業用ハウスで育てられた葉物野菜の収穫が盛んに行われています。

中泊町では、春から秋にかけて米やトマトなどが広く栽培されていますが、一部の農家は冬場の収入確保の手段の1つとして、寒さに強い葉物野菜を農業用ハウスで栽培しています。

佐藤イネ子さんの合わせて22アールほどのハウスでは、およそ13種類の葉物野菜が収穫期を迎えていて、24日は佐藤さんと家族など4人が収穫作業に当たりました。

佐藤さんたちは20センチほどに成長したチンゲン菜や水菜の根元をハサミで切り落とし、カゴに集めていきました。

そして、集めた野菜を束にして袋に入れてから、野菜の名前が書かれたシールを貼り付けていました。

佐藤さんは「寒さの中で育った葉物は甘みが増しておいしい。サラダやおひたしなどにして味わってほしい」と話していました。

このハウスの葉物野菜の収穫は3月末まで続けられ、地元の直売所や県内のスーパーなどに出荷されるということです。