大潟村 高齢ドライバーの安全運転教室 介護予防を活用

高齢ドライバーの事故防止に向けて免許返納などの取り組みが続けられていますが、公共交通が不便な地域では、生活のために車を手放せないという声も多くあります。
大潟村は、高齢ドライバーの安全運転につなげようと、介護予防を活用した教室を開きました。

この教室は、公共交通が不便な地域で暮らす高齢ドライバーの安全運転につなげようと、大潟村が介護予防に詳しい専門家と開き、会場には地元のお年寄りおよそ30人が集まりました。

この中で、安全運転につながる基礎的な認知機能や身体機能を強化するためのメニューが行われ、参加者はまず、スライドに表示された絵を暗記し、別の作業のあとに紙に書き出していき、記憶力を鍛えていました。

また、体を動かしながら、矢印が表示されたスライドを見て、瞬時に右手や左手で方向を指し示す反射能力のトレーニングを体験しました。

一方、これまでの教室の中で認知機能の検査も行っていて、運転に支障が出ることが懸念される場合には、医療機関に紹介するなどの対応を取っているということです。

80代の男性は「ふだん運動をしないので、体をほぐすのにちょうどよい運動になりました。大潟村は車がないと生活ができないので、安全な運転を心がけたい」と話していました。

大潟村地域包括支援センターの近藤幸希さんは「運転が生きるモチベーションにもつながっている。安全に免許を持ち続けられる支援をしたい」と話していました。