藤里町で“ケツジョリ”大会 参加者が豪快なジャンプ披露
肥料袋をお尻に敷き雪の斜面を滑ってジャンプする大会が、4年ぶりに藤里町のスキー場で開かれ、参加した人たちが豪快なジャンプを披露しました。
お尻とソリを意味する「ケツジョリ世界選手権」と名付けられたこの大会は、新しい雪遊びを提案しようと平成27年から始まりましたが、雪不足や新型コロナの影響などで中止が続き、今回、4年ぶりの開催となりました。
町のスキー場で開かれた大会には県内外からおよそ70人が参加し、ルールの説明を受けたあと、小学生は助走が長さ10メートルの「ノーマルヒル」、中学生以上は15メートルの「ラージヒル」でジャンプに挑みました。
大会は、スキーのジャンプ競技と同じくジャンプした飛距離とフォームの美しさで競います。
参加した人たちは、お尻の下に肥料袋を敷いて斜度20度ほどの雪のスロープを一気に滑り降りてジャンプし、両手両足を広げて着地を決めていました。
中には、K点の4メートルを超えてジャンプする人もいて、ゲレンデから大きな拍手と歓声が上がっていました。
秋田市から参加した30代の女性は「ちょっと怖かったですが楽しかったです。みんなで楽しめて、まちおこしにもいい大会だと思います」と話していました。