大津市の寺の参道に風車2000個 子どもの健やかな成長祈る
大津市にある寺が子どもの健やかな成長を祈って、参道におよそ2000個の風車を飾りつけ、境内の桜とともに参拝者たちを楽しませています。
大津市にある西教寺では、去年から、この時期に、子どもの健やかな成長を祈って、本堂の周りや参道などに色とりどりのおよそ2000個の風車を飾りつけています。
25日は、本堂の前で法要も営まれ、僧侶がお経を唱えながら手を合わせ、子どもたちの健やかな成長や安全を祈りました。
寺を訪れた人たちは、風車がくるくると回る様子を眺めたり境内の桜とともに写真を撮ったりして、楽しんでいました。
奈良県から桜を見に訪れた夫婦は「寺に風車があるのは初めて見たので驚きました。カラフルな風車と寺の厳粛さが相まって、楽しむことができました」と話していました。
西教寺の前阪良樹主事は「風車は、子どもたちの個性や元気な様子を表現しています。ウクライナの紛争など、子どもたちが厳しい環境に置かれていますが、少しでも笑顔の絶えない生活を送れるように願っています」と話していました。
西教寺の風車は、6月11日まで飾られ、来週末ごろにかけて境内の桜と一緒に楽しめるということです。