家庭で要らなくなったものを再利用 伊丹市でひな人形作り
家庭で余った画用紙やペットボトルのキャップなどを再利用して、ひな人形を作る催しが兵庫県伊丹市の図書館で開かれました。
この催しは、今月が省エネルギー月間になっているのにあわせて、毎年、開かれていて、会場の伊丹市の市立図書館には子どもや地域のお年寄りなど14人が参加しました。
材料は、家庭で余った画用紙や折り紙、それに、要らなくなったペットボトルのキャップ。
丸く切った小さな画用紙におひな様やお内裏様の顔を描き、それを折り紙で作った着物と一緒に、ペットボトルのキャップにのりで貼り付けていきます。
参加した人たちは、人形を仕上げると手をたたきながら、喜んでいました。
小学1年生の女の子は「面白かったです。家の空いている場所に飾ります。ものは大事にしていきたいです」と話していました。
主催した伊丹市立図書館の井上雅史さんは「環境に優しいことを楽しみながら、学んでもらえてよかったです。ごみは出てしまうものですが、イベントをきっかけに、ごみを少しでも工夫して減らす取り組みをしてほしいです」と話していました。