関西広域連合 高齢者などオミクロン株対応ワクチン早期接種を

新型コロナ対策をめぐり、関西圏の自治体でつくる関西広域連合は、26日の会議で、新規感染者数が依然として高い水準にあるとして、特に高齢者などは、オミクロン株に対応したワクチンを早期に接種するよう呼びかけていくことなどを決めました。

関西広域連合は、26日午後、大阪・北区で、新型コロナの対策本部会議を開き、各府県の知事らが出席しました。
会議では、▼新型コロナの新規感染者数は、いずれの府県でも今月(1月)上旬をピークに減少傾向にあるものの、依然として高い水準にあることや、▼インフルエンザも流行期に入り、同時流行が発生していることが報告されました。
そして、▼基本的な感染対策を徹底し、▼暖房の使用中も継続的な換気を行うよう求めていくとともに、▼特に高齢者など重症化リスクの高い人は、新型コロナのオミクロン株に対応したワクチンを早期に接種することや、▼希望する人は、インフルエンザのワクチンも早めに接種すること、それに、▼体調不良に備えて、検査キットや解熱剤などをあらかじめ購入しておくことなどを呼びかけていくことを決めました。