大阪 岬町 閉園のみさき公園 再来年春リニューアルオープン

大阪 岬町 閉園のみさき公園 再来年春リニューアルオープン

おととし(2020年)、63年の歴史に幕を閉じた大阪・岬町のレジャー施設、「みさき公園」について、町は、新たな運営会社と契約を結び、動植物園やグランピング施設などを整備したうえで、再来年(2024年)4月以降、順次、リニューアルオープンすることになりました。

「みさき公園」は、遊園地や動物園などを備えたレジャー施設で、1957年の開業以降、多くの人でにぎわいましたが、入場者が徐々に減少し、経営が悪化したことから、運営していた南海電鉄がおととし撤退し、63年の歴史に幕を閉じました。
岬町は、公園を再び町のにぎわいの拠点にしようと新たな運営会社を募集し、不動産開発会社などでつくる合弁会社と28日、公園の再整備や運営についての事業契約を結びました。
新たな運営会社によりますと、公園には、ホテルや動植物園のほか、グランピング施設などを新たに整備する予定で、再来年4月以降、順次、リニューアルオープンすることを目指すとしています。
岬町の田代堯 町長は「町のにぎわいの創出拠点として多くの人が利用できる場所に再生し、地域の魅力、経済の発展のために事業を推進したい」と話していました。
新たな運営会社の岩崎辰美 代表取締役は「町民に喜んでもらえるような期待に沿う公園にしていきたい」と話していました。