吉村知事 副知事に副市長起用へ

大阪府の吉村知事は、府の幹部人事で、新しい副知事に、大阪市の田中清剛副市長を起用する方針を固めました。
大阪市政に精通する田中氏を起用することで、府と市が連携して重要課題に取り組む体制を構築する狙いがあるものとみられます。

今月7日に行われた大阪府知事選挙で初当選した吉村知事は、府の幹部人事で、新しい副知事に大阪市の田中清剛副市長を起用する方針を固めました。
田中氏は68歳。昭和50年に大阪市に採用され、土木部長や建設局長などを経て、平成24年から、橋下・元市長と、吉村・前市長のもとで副市長を務め、2025年の万博や、府と市が誘致を目指しているカジノを含むIR=統合型リゾート施設に関する事務などを統括しています。
吉村知事としては、みずからに近く、大阪市政に精通している田中氏を副知事に起用することで、府と市が連携して、二重行政の解消や、成長戦略などの重要課題に取り組む体制を構築する狙いがあるものとみられます。
大阪府によりますと、大阪市の幹部が、副知事に起用されるのは記録が残る戦後では、初めてだということです。
これに伴って、いまの3人の副知事のうち、在任期間が最も長い竹内廣行副知事は、退任する見通しとなりました。