
ネロの父は8歳の時、目の前で皇帝カリギュラに暗殺された。母は孤島へ、ネロは奴隷の身分へと放り出された。それから10年、ネロは奴隷の女性と愛し合う音楽好きの青年に成長していた。そんな彼に転機が訪れる。皇帝カリギュラが暗殺され、母が帰国したのだ。母はネロを皇帝にするため動き出す。自ら新皇帝の妻となり、ネロを皇太子にしたのである。そうした中、母はネロの恋人アクテが邪魔になると考え、仲を引き裂く。幼い頃から愛情に飢えていたネロは、心の支えだった恋人を失い、失意にくれる。そんなネロを母は策略を張り巡らせ皇帝へ押し上げて行く。前編は、ネロが16歳で即位するまでの歩みを描く。
皇帝ネロを悩ましたのは息子をコントロールする母の存在。アクテの一件も母の差し金と知ったネロは正妻を無視、アクテとよりを戻す。母は激しくネロを非難、前皇帝の息子ブリタニクスが皇帝になるべきだったと言い出した。ネロは、激しい葛藤の末、ブリタニクスを毒殺、母親を追放して殺害した。この頃から、ネロの精神は壊れていく。ローマの町に火をつけ、キリスト教徒を迫害した。恋人アクテもついに彼を見放す。そして、ついに、皇帝打倒の動きが盛り上がり、ネロは奴隷時代の村近くで、自ら命を絶った。



| ネロ | ハンス・マシソン Hans Matheson | (声:坂詰貴之) |
| アクテ | リーケ・シュミット Rike Schmid | (声:落合るみ) |
| アグリッピーナ (ネロの母) |
ラウラ・モランテ Laura Morante | (声:八十川真由野) |
| セネカ | マティアス・ハービッヒ Matthias Habich | (声:大塚周夫) |
| クラウディウス | マッシモ・ダッポルト Massimo Dapporto | (声:佐々木勝彦) |
| カリギュラ | ジョン・シム John Simm | (声:森川智之) |
| 制作総指揮 | サルバトーレ・モレロ Salvatore Morello ピエトロ・ディオーニ Pietro Dioni マイケル・コーワン Michael Cowan ジェイソン・ピエット Jason Piette |
| 制作 | ルカ・ベルナベイ Luca Bernabei ピート・マッギー Pete Maggi |
| 脚本 | フランチェスコ・コンタルド Francesco Contaldo ポール・ビリング Paul Billing |
| 撮影 | ジョバンニ・ガラッソ Giovanni Galasso |
| 音楽 | アンドレア・グエラ Andrea Guerra |
| 演出 | ポール・マーカス Paul Marcus |