絵本作家 柿本幸造さんの作品展 安芸高田市出身

安芸高田市出身の絵本作家、柿本幸造さんの作品展が広島市で開かれています。

広島市中区のひろしま美術館で開かれている作品展では、1998年に亡くなった現在の安芸高田市吉田町出身の絵本作家、柿本幸造さんの絵本の原画などおよそ200点が展示されています。
このうち、柿本さんの代表作品で、100万部を超えるベストセラーとなった「どうぞのいす」の原画は、1つのいすをかわるがわる訪れる動物たちの様子がやわらかなタッチで描かれています。
また、「くじらぐも」は52年前の1971年以来、小学校の教科書に掲載されている作品で、大きな鯨の形をした雲が子どもたちを背中に乗せ、悠々と空を泳いでいく様子が描かれています。
訪れた人たちは、絵の具で描かれた原画ならではの繊細で温かみのある色彩に見入っていました。
ひろしま美術館の森静花学芸員は「本当に作品が丁寧に描かれていて、原画だからこそ伝わる良さのある作家さんです。より多くの方に柿本幸造さんについて知ってほしいと思います」と話していました。
この作品展は広島市中区のひろしま美術館で来月14日まで開かれています。