テスト未返却で逃走の教諭を処分

広島県教育委員会は、3年間にわたって担任するクラスのテストの採点や返却を怠る行為を繰り返したうえ、責任を免れようと無断欠勤したなどとして、呉市内の公立小学校に勤務する26歳の男性教諭を12日、減給処分にしました。

県教育委員会によりますと、この男性教諭は3年前の平成27年度から、担任するクラスのテストの採点や返却を怠る行為などを繰り返していました。
去年3月に問題が初めて発覚した際に、学校側は教諭を注意し対応を改めるよう指導を続けていましたが、ことし3月に再び「テストが返っていない」という連絡が、保護者から寄せられました。
学校側が確認しようとしたところ、教諭は未返却のテストを入れたリュックサックを学校内の駐車場に放置し、翌日から無断欠勤したということです。
教諭は、そのまま行方がわからなくなったことから家族からの届け出を受けて、警察が捜索にあたり、5日後に名古屋市内で見つかりました。
男性教諭は「学期末までに、どうにかすればいいと思っている間にできなくなってしまった」と話しているということで、県教育委員会は12日、減給10分の1、1か月の処分にしました。
県教育委員会は「信頼を失墜させる行為で、大変申し訳ない。再発しないよう、しっかり対応したい」としています。