みやま市の小学校で閉校式
児童の減少で3月閉校するみやま市の小学校で、19日閉校式が行われ、児童や地域住民が思い出の詰まった母校に別れを告げました。
3月、閉校するのはみやま市高田町にある開校150年の開小学校で、19日の式には全校児童59人のほか、保護者や地域住民も出席しました。
みやま市高田町では児童の減少を受けて、開小学校を含む4つの小学校が4月から1校に統合されます。
式の中で、山口信子校長は「たくさんの思い出を作ってくれた学校は閉校しますが、素晴らしい伝統は、みなさんの心の中に永遠に語り継がれることでしょう」と、あいさつしました。
そして児童を代表して6年生の児童2人が「開小学校で学んだ自信と誇りを胸に、次の学校でも友達を大切にし、いろんなことに挑戦します。開小学校ありがとう。そしてさようなら」と別れのことばを述べました。
このあと、6年生が学校の思い出を歌詞にした歌を合唱し、母校に別れを告げました。
6年生の男子児童は、「閉校することは悲しくて、さみしいですが、気持ちを込めて歌うことができました」と話していました。
また、5年生の女子児童は「きょうは学校にありがとう、という思いを込めて歌いました。新しい学校では、最上級生として学校をまとめられるようにがんばります」と話しました。