鞍手町歴史民俗博物館 休館前に町内の発掘調査の成果など紹介

施設整備の影響で2年間休館することになっている「鞍手町歴史民俗博物館」で、町内で行われた発掘調査の成果などを紹介する企画展が開かれています。
「鞍手町歴史民俗博物館」は町内の遺跡から発掘された出土物などを展示しています。
今回の展示会は新たに整備する別館の工事や本館と連結する工事で2年間、施設の使用ができなくなるため、これまでの発掘調査の成果や所蔵品などを紹介しようと企画されました。
会場にはおよそ500点が展示されていてこの中には縄文時代の「新延貝塚」から見つかった埋葬された人の骨もあります。
また、7世紀前半の「銀冠塚古墳」から出土した純銀製の髪飾りは、全国でも数例しか見つかっていない非常に貴重なものだということです。
「鞍手町歴史民俗博物館」の古後憲浩学芸員は「博物館の多くの資料を見てもらい、鞍手町の歴史を知っていただきたいです」と話していました。
この企画展は今月31日まで(1月)開かれています。