園児死亡受け送迎バス運用指針”複数運行 乗り降り確認を”

中間市の保育園で5歳の男の子が送迎バスの車内に取り残されて熱中症で死亡した事件を受け、福岡県は再発防止に向けて送迎バスの運用指針の概要をまとめました。
バスには運転手以外に職員を1人以上添乗させて児童の乗り降りを確認するよう求めています。

ことし7月、中間市の「双葉保育園」で5歳の男の子が登園時の送迎バスに取り残されて熱中症で死亡し、警察は業務上過失致死の疑いで調べています。
この事件を受け、関係者によりますと、福岡県は再発防止に向けて、送迎バスの運用指針の概要をまとめました。
指針の概要では、▼送迎バスには運転手以外に職員を1人以上添乗させて児童の乗り降りを確認するとともに、▼乗り降りした児童の名前や人数を確実に把握するため、職員が名簿の確認欄にチェックするなど具体的な手順を定めるよう求めています。
また、バスの到着後、▼保育士に児童を引き渡す手順を定めることや▼乗車名簿を児童の出欠確認と再度突き合わせることなども盛り込まれています。
そして、施設側に対し、指針の内容を盛り込んだマニュアルを作成し、会議や研修などを通じて職員に周知するよう求めています。
福岡県は近く指針を正式にまとめ、県内の各施設に通知することにしています。