診療所の本格ワクチン接種は19日以降

新型コロナウイルスのワクチンの高齢者への接種をめぐり、福岡市医師会は記者会見で、市内の診療所で本格的に始まるのは、4月19日以降になるという見通しを示しました。
福岡市は4月12日以降としていますが、診療所の医療従事者への接種がまったく進んでおらず、高齢者よりも先に接種を終える必要があるためとしています。
高齢者へのワクチン接種について、福岡市は、4月12日以降を「トライアル」期間と位置づけ、一部の高齢者を対象に、市内140か所程度の診療所で接種を始めるとしています。
福岡市医師会の記者会見で、平田泰彦会長は、市内の診療所の医療従事者が現時点でまったく接種を受けられておらず、今後の見通しも立っていないことを明らかにしました。
高齢者への接種を担う医師や看護師などは、高齢者向けのワクチンを使い、先に接種を受けることが認められていて、市医師会は、この仕組みを使って、診療所の医療従事者への接種を進める必要があるとしています。
市医師会は、副反応が出る期間も考慮すると、診療所での高齢者への接種は、最も早いところで4月15日ごろに始まり、本格的には19日以降になるという見通しを示しました。
どの高齢者に接種するかは、診療所ごとに判断するということです。
平田会長は会見で、「地域が一体となってこの難局を乗り切っていきたい」と述べ、市民に対し、接種を円滑に進めることへの協力を呼びかけました。