高齢者施設の面会禁止続く

福岡の緊急事態宣言が解除され1週間あまりがたつ中、県内の高齢者施設は、多くが、今も面会が禁止となっていて、2か月近く、入所者と家族が会えない状況が続いています。

厚生労働省は、高齢者施設に対し、やむを得ない場合を除き、対面での面会を制限するよう要請していて、ビデオ通話などを使ったオンラインでの面会を推奨しています。
福岡市中央区の特別養護老人ホーム、「梅光園」では、3月下旬から面会を全面的に禁止していますが、今月上旬から、LINEのビデオ通話によるオンライン面会を始めました。
オンライン面会は、施設のホームページから申し込むことができ、1日に5件ほどの面会が行われているということです。
面会を行った家族は、画面越しに入所する80代の女性に対し、「ご飯は食べていますか?」などと、健康面を気遣い呼びかけたのに対し、女性が時折笑顔を見せながら画面に手を振るなどして応えていました。
入所者と家族からは、こうした対応への理解が得られているものの、2か月近く会えない状況が続く中、対面での面会を望む声は増えているということで、施設では6月をめどに再開したい考えです。
「梅光園」の古川伸子施設長は、「緊急事態宣言の解除後も緊張感のある生活が続いています。面会再開にはまだ時間がかかりそうですが、再開に向けてはさらなる感染対策が必要だと考えています」と話していました。