陥没から3年開通に向け工事進む

地下鉄七隈線の延伸工事中に、JR博多駅前の道路が大規模に陥没した事故から8日で3年です。
ことし9月には、陥没事故が起きた区間の掘削も完了し、2022年度の開通に向けて順調に工事が進められています。

ことし7月に再開したトンネルの掘削工事では、陥没事故が起きる前よりも、作業工程を増やしてより慎重に掘り進めているほか、地下水の水位や地盤沈下の状態を監視する計測機器を増やして、安全対策を強化しています。
そして、9月下旬には陥没事故が起きたおよそ14.5メートルの区間で、先月下旬には事故区間から博多駅に向かうおよそ72.5メートルの区間で、掘削が完了しました。
現在は、掘削を終えた区間で、トンネルの天井や壁などをコンクリートで固める工事を行うとともに、掘削が終わっていない区間の作業準備を進めているということです。
福岡市交通局によりますと、これまでのところ、計測機器に異常を示す数値は見られず、事故の影響で2年遅れとなった2022年度の開通に向けて順調に工事が進んでいるということです。
福岡市交通局は、「事故から3年を迎える中で、専門家の意見を踏まえながら陥没した区間の掘削を無事に終えることができてよかった。今後とも安全を最優先に、着実に工事を進めていきたい」としています。