新採用職員が避難所運営を学ぶ

今年度、北九州市に採用された職員がカードゲームを使って災害が発生した際に設置される避難所の運営について学びました。
北九州市では、7つの区役所の職員が避難所の運営にあたりますが、去年7月の西日本を中心とした豪雨では、人手が足らず、市役所などからも職員が出て運営にあたりました。
このため北九州市では多くの職員に避難所の運営について学んでもらおうと、今年度初めて、新人職員を対象にした研修のカリキュラムに避難所の運営方法を盛り込みました。
15日の研修には新人職員およそ70人が参加し、避難所運営について学べるカードゲーム、「HUG」を使って、避難所の模擬運営を体験しました。
参加した職員たちは、さまざまな事情を抱えて避難してきた人をどのスペースに誘導するかや、支援物資などの置き場をどこにするかなどについてカードを使って試行錯誤していました。
大学時代に熊本地震に遭い避難した経験がある坪田菜乃佳さん(22)は、「混乱している中、いろんな事情を抱えた人に対応するのは難しいが、全員で協力して話し合いながら、乗り越えていくことが大切だと思います」と話していました。
北九州市人事課の星之内正毅課長は、「災害の頻度が増すなかで、避難所の運営は職員なら誰しも経験する可能性がある。新人だけでなくほかの職員にもこのような研修を受けてもらうか考えていきたい」と話していました。