上野焼の秋の窯開き始まる

400年あまりの陶芸の歴史がある福智町の上野焼を多くの人に知ってもらおうと、12日から、地元で秋の窯開きが開かれています。

福智町上野にある上野焼は、今から400年あまり前、当時の小倉藩の藩主で茶人として知られる細川忠興が朝鮮半島の陶工を招いて始めたとされ、国の伝統的工芸品に指定されています。
毎年、春と秋に普及を目的とした催しが開かれていて、12日からは地元の13の窯元が新作などを披露する「秋の窯開き」が行われています。
それぞれの窯元では、ふだんより手頃な価格で陶器が販売されているほか、特価品のコーナーなども設けられ、訪れた人は、窯元を周りながらお気に入りの器を探し求めるなどしていました。
また、窯元の作品を一堂に集めた「陶芸館」では、訪れた人がそれぞれの作品を見比べたり、手に取って確認したりしていました。
北九州市から訪れた男性は、「きれいな器がたくさんあって楽しいです。ふだん使う茶碗を買いたいと思います」と話していました。
上野焼の「秋の窯開き」は14日まで開かれています。