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NHK「わかば」 : 朝ドラ情報

「わかば」は、2004年9月より2005年3月まで放送された、過去の番組です。

以下は放送開始前にご案内した過去の情報で、日付・予定などは現在のものではございません。

番組からのおしらせ(2004/9/17)
『天花』『わかば』のヒロインがバトンタッチ!
 連続テレビ小説「天花」の放送も残りわずかとなりました。そして、次期連続テレビ小説「わかば」は、9月27日(月)の放送開始に向け、スタジオ収録が順調に進んでいます。
  大阪放送局では、8月24日にクランクアップした『天花』のヒロイン・佐藤天花役の藤澤恵麻さんが、次期連続テレビ小説『わかば』の収録現場を訪れ、ヒロインの原田夏希さんを激励しました。新旧ヒロインがお互いに花束とそれぞれのテレビ小説と縁のあるプレゼントを交換し、藤澤さんからは「宮城県産のお米」が、原田さんからは「焼酎"金のまほろば"」が送られました。



写真左より/藤澤恵麻・原田夏希
9月16日 NHK大阪放送局 T−1スタジオにて


「天花」主演の藤澤恵麻さんから…
 「原田さんは大学で演劇論を専攻されているとお聞きしました。
先輩としてアドバイスといったものは特にないのですが、体に気をつけて頑張ってください。放送開始を楽しみにしています。天花の収録を振り返ると、毎日撮影が朝から夜遅くまであり体力的に厳しい部分もあったが、思い出すのはその日その日で、お父さん(香川照之)と何を話したとかお母さん(片平なぎさ)に何を言われたなど。収録がすべて終わった今、皆と一緒に頑張って充実していた毎日だったと感じています。原田さんに頂いた焼酎は、いっしょに頑張ったスタッフと飲めたらと思います。」

「わかば」主演の原田夏希さんから…
 「撮影は多くのスタッフや出演者に支えられながら進んでいて、毎日楽しくやらせていただいています。私も若葉を演じながら成長していきたいと思います。(長い収録期間を乗り越える上でも)一日三度の食事はとても大事だと思いますので、藤澤さんから頂いた宮城県産のお米をもりもり食べてこれからの撮影に臨みます。」

番組からのおしらせ(2004/8/5)
『わかば主題歌を福山雅治さんが歌います!!
 順調に収録が進んでいる、連続テレビ小説『わかば』(9月27日放送開始予定)。その主題歌が決定いたしました。タイトルは『泣いたりしないで』。作詞・作曲・歌は福山雅治さん、編曲は服部隆之さんが担当されました。
 父の志を継ぎ、造園家として懸命に生きるヒロイン・高原若葉の物語である『わかば』は、毎朝、福山雅治さんの歌声で始まります。記者発表では、曲名や歌詞の披露と、音楽担当である服部克久さんを交えての会見が行われました。



(写真左より、原田夏希さん・福山雅治さん・服部克久さん)

福山雅治(作詞・作曲・歌)さんから…
 「今回の曲名は『泣いたりしないで』です。やさしい歌に仕上がったと思っています。『連続テレビ小説わかば』と相乗効果が生まれるように、またドラマ自体が盛り上がることを願って曲を作りました。自信作です、バラードです。皆さん、『わかば』ともどもこの曲を育ててください。」

服部克久(音楽担当)さんから…
 「福山君の詞を聴いて、映像を見て『わかば』のイメージが深まりました。ドラマのシーンと主題歌、そして私の音楽とが重なって、さらにドラマの中身が深まっていくと思います。」

原田夏希(ヒロイン・高原若葉役)さんから…
 「主題歌を聞いたときとても感激しました。詞を聴くにつれて、震災で傷ついた家族の心の再生をテーマにした『連続テレビ小説わかば』の、言葉では簡単に言い表せない、様々な部分を改めて思い起こしました。」

番組からのおしらせ(20047/8)
『わかば』お誕生日セレモニー&音楽・題字発表!
 ヒロイン・高原若葉を演じる原田夏希さんが、7月7日(水)で20歳の誕生日を迎えました。当日はNHK大阪放送局のスタジオでセレモニーを行った後、ヒロインとして迎えることになった誕生日の感想や、今後の抱負などを原田さんに伺いました。またこの日、番組の音楽を服部克久さんが、題字を大橋歩さんが担当するとの発表がありました。



大阪放送局 T−1スタジオにて
(写真前列左より:山口紗弥加・南田洋子・原田夏希・田中裕子、
後列左より:内野謙太・崎本大海…敬称略)



T−1スタジオ前にて

原田夏希(ヒロイン・高原若葉役)さんのコメントから…
 20歳というひとつの節目となる誕生日をすばらしい出演者の方々と迎えられ、感動と感謝の気持ちで一杯です。一生忘れられません、ありがとうございます。正直、まだまだ子供でいたいという思いもありますが、これからは、私生活においても自立して、大人としての魅力をしっかり持ちたいと思います。毎年誕生日に併せて七夕の短冊に願い事を書いていますが、ことしはもちろん、「最後まで無事'若葉'を演じきられますように!」です。

番組からのおしらせ(2004/7/1)
いよいよスタジオ収録開始!
 連続テレビ小説「わかば」(9月27日放送開始予定)は、宮崎県と兵庫県でのロケに引き続き、いよいよ6月30日からNHK大阪放送局内のスタジオで収録を開始。当日は、「1995年の阪神淡路大震災で父を失ったヒロインが、母と弟とともに神戸から避難してから5年が経った、母の実家である村上家」を舞台に収録しました。
  また新キャストとして、タウン誌編集長・藤倉典子役に黒田福美さん、商社マン・藤倉保役に田中隆三さん、造園会社社長・井川一行役にばんばひろふみさん、元・校長の三島秀和役に笑福亭松之助さんなどの発表があり、「わかば」全150回のナレーションは、NHK大阪放送局の内藤裕子アナウンサーが担当することになりました。



原田夏希(ヒロイン・高原若葉役)さんから…
 『スタジオ収録はロケと雰囲気も違い、新たな気持ちで撮影に臨んでいます。これまでの一ヶ月間、宮崎ロケや神戸ロケを楽しくやらせていただきましたが、特にチアリーディングを本番で成功させたことが印象に残っています。また、田中裕子さんと撮影する最初のシーンではとても緊張しましたが「自由に動いて演技していいのよ。」とおっしゃっていただき、本当にほっとしました。今はゆったりとした気持ちでやれています。』
田中裕子(若葉の母・詩子役)さんから…
 『「こんな家族でいられるのかな─」と最近やっと解りかけてきました。そんなにあせらずじっくり時間をかけ、お互いの顔を見て自然に笑えたり、同じ空気を吸ったり、同じ空を見上げていくうちに「家族」になっていくのだと思います。宮崎ロケの時に(原田・崎本とともに)土手を三人で歩くシーンで親子として違和感を感じませんでしたので、今後も親子を自然に演じられるという気がしました。』
崎本大海(若葉の弟・光役)さんから…
 『みなさんに仲良くしていただき、楽しく撮影に臨んでいます。』
番組からのおしらせ(2004/6/17)
神戸ロケ、スタート!!
 連続テレビ小説「わかば」は、宮崎県に続き6月16日(水)より兵庫県でロケを開始、17日には神戸市中央区で出演者を囲んだ取材会も行いました。この日収録したのは、神戸で就職の面接を終えたヒロイン・若葉が、神戸に住むチアリーディング仲間の亜紀(山口紗弥加)とメモリアルパークで久しぶりの再会をするシーンなどで、9月27日(月)放送予定の《第1週・第1回》でご覧いただけます。

神戸港震災メモリアルパークにて

原田夏希(ヒロイン・高原若葉役)さんから…
 『スタッフや出演者、それからエキストラとして参加していただいた方々からも「若葉ちゃん!」と呼んでいただくことが、本当にうれしくて、頑張ろうって思いました。震災で辛い思いをした過去を持ちながらも頑張っていこうとする若葉の姿をぜひ見ていただき、少しでも(ご覧になる方々が)元気になっていただけたらと思います。』
山口紗弥加(若葉の親友・藤倉亜紀役)さんから…
 『(演じる)藤倉亜紀の笑顔、その奥にあるものはやはり震災で負った深い傷。そこから立ち直ろう、それに負けないよう頑張っていこうという思いからきている笑顔なのでそういう部分も見ていただけたらと思います。(原田に対しては)原田さんがお芝居している姿を横で見ていたりするのですが、本当にキラキラしています。最近ちょっと元気がないなという方はきっと彼女からエネルギーをもらえますよ。』

番組からのおしらせ(2004/6/17)
宮崎県でクランクイン!
 連続テレビ小説「わかば」は、6月1日から宮崎県でクランクイン、10日には日南市で出演者を囲んだ取材会も行いました。この日収録したのは、ヒロイン・高原若葉がキャプテンを務める大学のチアリーディングチームが地元のまちおこしイベントで踊りを披露するシーンなどで、10月7日(木)放送予定の《第2週・第10回》でご覧いただけます。



原田夏希(ヒロイン・高原若葉役)さんから…
 『いま衣装として着ているチアのように元気に、笑顔いっぱいで若葉を演じていきたいです。6月1日にスタッフのみなさんと宮崎にやって来て撮影が始まると、本当に多くの方がこのドラマを撮るために1つになって動いている。それを見て自分もその一人として参加していることが嬉しいとともに、頑張らなきゃという気がヒシヒシと湧いてきています。また、(チアの練習を通して)"人を信じてやっていくという気持ち"が自分にとって勉強になりました。』
田中裕子(若葉の母・詩子役)さんから…
 『わかばのスタッフや出演者といっしょに、ニコニコできること、楽しいことを見つけてやっていけたらと思います。(原田に対しては)内藤剛志さんとわたしが(役柄の上で)産んだ子にしては美人ですね。これから毎日たのしみにしています。』
塚本高史(若葉の同級生・谷準一役)さんから…
 『今までにない純情な好青年役、その役通りに精一杯がんばります。(原田に対しては)素朴な女の子という印象を受けました。』
崎本大海(若葉の弟・光役)さんから…
 『今回の役は、性格も抱える問題もとてもナイーブ。できるだけのことはやっていきたいです。(原田に対しては)こんなおねえさんがいたらいいなぁと思います。』
南田洋子(若葉の母方の祖母・村上のぶ役)さんから…
 『まだ宮崎の言葉がからだに染みこんでいません。何とかなるくらいの気ではダメなので、とにかく頑張ります。(原田に対しては)今頃のお嬢さんが持っていない良さがある、見ていてとても快いです。』
斉藤慶子(浩太郎の妻・幸恵役)さんから…
 『自分が生まれ育った(宮崎での)18年間を思い出し、とても懐かしく、おだやかな気持ちでやっています。(原田に対しては)湧き水のような透明感がある。視聴者の方々はきっと朝の15分で癒しをもらって"さぁ一日頑張るぞ!"という気を与えられると思います。』
西郷輝彦(若葉の伯父・村上浩太郎役)さんから…
 『いま、鹿児島と宮崎の言葉のニュアンスの違いに苦しんでいます。だまって若葉と妹の一家を見守っていきます。(原田に対しては)目がいい、声がいい、そして芯が強い。場に彼女が入ってくると花が咲いたように明るくなります。』


番組からのおしらせ(2004/4/25)
連続テレビ小説『わかば』おもな出演者発表!
 平成16年度後期連続テレビ小説は、父の志を継ぎ造園家として懸命に生きるヒロイン・高原若葉の物語。
  恋愛・結婚・出産を経験しながら造園家として悪戦苦闘するヒロインが、震災で傷ついた家族の心の「再生」を成し遂げていくまでの姿を、「緑豊かな宮崎」と「復興した新生・神戸」を舞台に、涙と笑いと人情でさわやかに描きます。

ヒロイン・高原若葉の家族
高原若葉…原田夏希
 たかはら・わかば。兵庫県神戸市生まれの21歳。高校、大学を通じてチアリーディングに熱中しキャプテンを務める。高校1年の時、阪神淡路大震災で建築家の父を亡くし、宮崎県日南市飫肥(おび)にある母・詩子の実家に避難していたが、宮崎の造園大学を卒業すると同時に一人故郷・神戸に戻る。カリスマ庭師と呼ばれている神戸の祖父・栄造からアドバイスをもらいながら、持ち前の明るさで造園家への道を歩んでいく。
高原詩子…田中裕子
 たかはら・うたこ。若葉の母。気さくでおおらかな性格で、酒豪。阪神淡路大震災で建築家だった夫を亡くし、娘・若葉、息子・光とともに実家である村上家に身を寄せる。以来、大好きだった神戸には一度も戻っていない。現在は実家の家業である焼酎造りを手伝いながら、週に三日ほど、飫肥城近くの物産店で働いている。趣味はウォーキングとパソコン。村上酒造のホームページを立ち上げようと、パソコン習得に精進している。
高原公一…内藤剛志
 たかはら・こういち。若葉の父。神戸生まれの神戸育ち。詩子とは彼女が学生時代に知り合い、結婚。若葉と光の二人が生まれ、幸せな家庭を築いた。緑あふれる住まいを理想とする建築家として活躍しようとしていた矢先に阪神淡路大震災で不慮の死をとげる。だが、その志は、娘の若葉に受け継がれることになる。
高原光…崎本大海
 若葉の弟。高校2年生。純粋で傷つきやすい心を内に秘めながら、人を思いやる優しさが人一倍ある、姉想いの弟である。震災の時受けた恐怖感のフラッシュバックに今尚、襲われることがあり、神戸に懐かしさと愛着を感じながらも戻ることができない。村上酒造での焼酎造りを嫌がらずに手伝う仕事ぶりを見て、伯父・浩太郎が跡継ぎにしたいと言い出しかねない状況になっている。将来の進路について悩み、人生の大きな決断をする。

宮崎・村上家の人々と大学の同級生たち
村上のぶ…南田洋子
 むらかみ・のぶ。若葉の母方の祖母。宮崎県日南市飫肥で大正時代から80年間続く「村上酒造」を、夫の死後も守る。今では跡を継いだ息子・浩太郎のご意見番でもある。口うるさいところもあるが、さりげない心配りの人でもある。また、詩子や若葉や光の今後を、口には出さないものの誰よりも一番心配している。大所帯の家族たちを時には厳しく、時にはやさしく見守る、一家の精神的支柱のような存在。長年の人生経験から出る口癖は「生きてるだけで丸儲け」。
村上浩太郎…西郷輝彦
 むらかみ・こうたろう。若葉の伯父。村上酒造の4代目の主。こだわりの焼酎「金のまほろば」を名実ともに日本一の焼酎にするのが夢。焼酎造りではご意見番である母・のぶには、いまだ頭が上がらない。性格はおおらかだが、親に反発ばかりしている一人息子・啓太には、愛情の裏返しで、ついつい声を荒げてしまう。震災で身を寄せてきた妹の詩子の心情を一番理解し、「いつまでもここにいたっていい」と言う温かさと包容力がある。
村上幸恵…斉藤慶子
 むらかみ・ゆきえ。日南市飫肥にある村上酒造の四代目当主、浩太郎の妻。生まれ育ちは宮崎県南部。しっかり者で、夫や姑を立てながらも、言うべきことはしっかり言うという術も心得ている。神戸から震災で避難してきた詩子とは歳が近いせいもあり息子たちのことで愚痴を言い合う仲である。一人息子の啓太は高校二年生。家業を継ぐ、継がないで、家族は揉める日々を送っているが、誰よりも啓太を信じ、その将来を心配するよき母でもある。
谷準一…塚本高史
 たに・じゅんいち。若葉の大学の同級生。家業のスイートピー農家を継ぐべく、園芸学科で学ぶ。いわゆるイケメンだが、思い込みが強く、まっすぐな愛すべき性格。若葉には単なる同級生としか思われていないのだが、若葉にひそかに惚れている準一は、大学卒業後に結婚しようと目論む。若葉の為ならといつでも馳せ参じる行動力と勇気を持つ好青年。


神戸・中国料理店『王華』の人々
高原栄造…織本順吉
 たかはら・えいぞう。若葉の父方の祖父。神戸のその世界では知らない者のいないカリスマ庭師。現在は樹木医としても活躍し、若葉の叔母夫婦が経営する中国料理店「王華」の二階で彼らとともに暮らしている。若葉にとっては「樹木」を通して人生を教えてくれる師でもある。普段は孫思いで温厚で穏やかだが、時折厳しい顔を覗かせることもある。樹木と会話することが出来ると、人は言う。
王繁美…東ちづる
 おう・しげみ。若葉の叔母。神戸市内で夫・王成順とともに中国料理店を営む。根っからの神戸っ子で、異文化をこよなく愛す、開放的で明るい性格。夫とは33才の時に、カルチャーセンターの料理教室で知り合う。「味がよければ全てよし」とばかりに、その料理の腕に惚れ込み、3歳年下の夫に自ら求婚した経歴を持つ。神戸にやってきた若葉の良き相談相手。
王成順…石本興司
 おう・せいじゅん。繁美の夫。礼儀正しく、生真面目な日本語を使い、いつしか周囲を煙にまく特異な人物。料理の腕は一流。かつて、繁美と結婚する時には、栄造に猛反対されたが、許しを得るまで何度も通っては頭を下げ、栄造を説得したという逸話を持つ。今では成順は栄造を慕い、栄造も成順を頼りにしていて、実の親子以上の間柄になっている。


神戸・洋館の人々
藤倉渚…加茂さくら
 ふじくら・なぎさ。若葉の神戸の下宿先である洋館の持ち主。明治以来の資産家のお嬢様育ちのせいか性格は一見おっとりしているのだが、物事がテキパキと進まないと苛立つセッカチな面もある。震災当時、被害を免れた洋館で被災者の面倒を見たことがあり、それが縁で下宿人を置くようになった。孫娘に触発されてチアリーディングを始めるようになる。
瞳しずか…綾戸智絵
 ひとみ・しずか。藤倉家の洋館の下宿人。本名は木村福子というのだが、普段はジャズ歌手としての芸名「瞳しずか」で押し通し、「福子さん」と言われると途端に機嫌が悪くなる。口達者芸達者な女性で、何事につけて口を出し、一度喋りだしたら止まらないので「“静か”じゃない“しずか”さん」と言われている。ジャズ歌手として全国を渡り歩き、神戸の洋館には、時々帰ってくる。
藤倉亜紀…山口紗弥加
 ふじくら・あき。藤倉家の長女。若葉とはチアリーディングの大会を通じて友人となる。祖母の渚と同様、現代的で活発な女性。亜紀の自宅は昔ながらの立派な洋館。その自宅が下宿を営んでいることから、若葉を誘って住まわせた。大学卒業と同時に中堅どころの会社の役員秘書として働いている。若葉にとって、同い年の亜紀はいろいろなことを話せる、神戸で最も仲のよい友人である。
藤倉雅也…姜暢雄
 ふじくら・まさや。駆け出しの建築家。亜紀の兄で、理知的で行動力があるスマートな青年。建築家を目指して東京の大学に進むが、震災で神戸の惨状を目の当たりにし、神戸で住宅建築に携わりたいと強く思い、神戸に戻ってきた。若葉の勤める造園会社とは仕事の関係で付き合いがあり、そこで若葉と知り合う。最初はその造園の方法や考えを巡って何度も対立を繰り返すが、次第に惹かれあうようになる。酒が全く呑めない“下戸”という一面を持つ。


番組スタッフから
『ヒロインの笑顔を見て
元気になるようなドラマを』
脚本家・尾西兼一さんから
 犬との散歩が朝の日課になっています。自宅近くの大型電気店の裏に回ると、急な坂道となり、そこは樹木が生い茂り、鳥のさえずりが聞こえてきます。坂を下ると田圃や畑があり、おじさんがセッセと働いていたりします。そして、その先には数年前まで、樹木や草花が生い茂っていた、小高い丘がありました。ですが今はすでにその面影もなく、土地は切り開かれ、住宅地になっています。しかし、その家々の、決して広くはない庭先に、小さな樹が植えられ、花々が咲いているのです。緑は人々にとって、やはりなくてはならないものなのです。そんな緑を殊更愛する娘が、本編のヒロインです。いつも笑顔で、緑を大切にしたいと思っている娘です。疲れた人々が、庭先の緑を見て、ホッとするように、ヒロインの笑顔を見て、元気になるようなドラマが書きたい、今、そう思っています。応援して下さい。

『心に残るドラマを』
チーフ・プロデューサー 小林千洋
 連続テレビ小説は今回で71作目になります。その中には多くの名作があり、海外でも評判になる作品も少なくありません。新人を抜擢しヒロインとして育てていくこのドラマのスタイルがこんなに長期間、人々の心を魅き付けるのはひとえにヒロインの新鮮でみずみずしい感性と日々画面上で成長していく姿に視聴者が共感をもつからではないでしょうか。今回もこの原点を再認識し、ヒロインとヒロインを囲む素晴らしい出演者の皆さんとともに心に残るドラマ作りをしたいと思います。

『わかばマークのヒロイン』
チーフ・ディレクター(演出) 榎戸崇泰
 私は、庭いじりが趣味です。樹木が大好きです。自宅の猫の額くらいの庭には、いろいろな樹を植えてあります。樹木の花や葉や実を楽しみ手入れをしていて、何時間でも飽きることがありません。
 「わかば」の主人公・若葉は、造園の仕事をしていくなかで、「庭は人を幸せにする」ということを日々実感していきます。庭を作り緑と触れ合うことで、彼女に庭を作ってもらった人ばかりではなく、彼女自身も癒され幸せになっていきます。
 幸せになっていく若葉を描くことで、このドラマに携る人々にも、このドラマを見てくださる人々にも、その幸せをシェアできる―――私は、そう信じています。
 人生経験が少なく、人間としては・・・わかば・・・マークのヒロインが、やがてそのマークがとれてようやく大人の仲間入りするまで、彼女を・・親心で見守りつづけたいと思っています。

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